1975年公開のパニック映画『ジョーズ』。スピルバーグ監督の名を一躍有名にしたモンスターヒット作。映画の中でリチャード・ドレイファス演じる海洋学者が身につけていたのがALSTAのNautoscaphであり、通称“ジョーズウォッチ”とも呼ばれるダイバーズウオッチである。
そして、今年2021年に数量限定モデル「ノートスカフ Ⅳ」が登場。
400本の数量限定で7月末日より発売された。

ブラックダイヤルにくさび型のインデックス、スーパールミノバを施した時分針といったディティールは従来モデルと同じだが、この「ノートスカフⅣ」最大のポイントはサイズアップされたケースサイズ。
これまで発売されたノートスカフは全て径38mmだったのに対し、「ノートスカフⅣ」ではケースを40mmにサイズアップし、視認性を高めている。

ケースのサイズアップとあわせて、ベゼルには全体的にブラックPVDのコーティングを施し、秒針には鮮やかなオレンジカラーを配することでより視認性を向上させ、高い実用性を備えている点が大きなポイント。
防水性は999ft/300m、 ISO1413に準拠する耐衝撃性と ISO764に準拠する帯磁性を備えるなど、ダイバーズウォッチに必須の堅牢性もしっかりと確保されている。

ムーブメントには、これまでの“ジョーズウォッチ”と同じく、NH35A SEIKOムーブメントを使用する一方、ブレスレット部分はアルスタ バレンシア ブレスレットを組み合わせることで、ぐっと洗練された印象に。
程よいボリューム感は遊びでも仕事でも、その物語性とともに存在感が物欲をそそります。